Firefox、32ビットLinuxのサポートを2026年に終了へ

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Mozillaは9月5日(現地時間)、32ビット版Linux(x86)向けのFirefoxのサポートを2026年をもって終了することを発表しました。よりモダンで安定したFirefoxの開発に集中するための重要なステップだと位置づけられています。

Mozillaはなぜサポートを終了するのかの理由ついて、多くのLinuxディストリビューションがすでに32ビット版の提供を終了していることをあげています。32ビット環境でのFirefoxの保守が技術的に困難になってきたことや、限られたリソースを、より多くのユーザーが使う64ビット環境に集中させるためでもあるとのことです。

Mozillaはこれまで、古いハードウェアを使うユーザーのために32ビット版を維持してきましたが、現在ではそのニーズが大きく減少していると判断しているようです。

今後のスケジュールは以下の通りです:

  • Firefox 144 が32ビットLinux向けの最終リリース

  • Firefox 145 以降は32ビットLinuxをサポートしない

  • Firefox ESR 140(延長サポート版)は、32ビット版も含めて2026年9月までセキュリティ更新を提供

32ビットLinux環境でFirefoxを利用しているユーザーには、可能な限り64ビットOSへの移行と、Firefoxの64ビット版のインストールが推奨されています。移行がすぐにできない場合でも、ESR版を通じて一定期間のセキュリティサポートが継続されるため、安心して準備を進めることができます。

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