WebブラウザFirefoxの最新版「Firefox 10」が公開されています(相変わらずハイペースです)。
リリースノートによるとFirefox 10の変更点は次の通り。
- 履歴を戻るまで [進む] ボタンを表示しないようにしました。
- アドオンの互換性確認をより柔軟にしたことで、ほとんどのアドオンが新バージョンでも引き続き利用可能となりました。
- Mac で ATOK の確定アンドゥが使用できるようになりました。ただし、キーボードショートカットが変更されていると動作しない場合があります。(Bug 477291)
- WebGL のアンチエイリアスを実装しました。(Bug 615976)
- CSS3 の 3D トランスフォームを実装しました。(Bug 505115)
- 双方向テキストの分離を実現する HTML5 新要素 bdi を、CSS プロパティとともに実装しました。(Bug 613149、Bug 662288)
- 全画面での実行に対応した Web アプリケーションを開発できる フルスクリーン API を実装しました。
- 仕様との整合性を高めた IndexedDB API を実装しました。
- Web 開発者向け新機能として、該当要素の強調表示や CSS スタイルの確認を行える 調査ツール を追加しました。
- Mac で、ブックマークを移動中にクラッシュする場合がある問題を修正しました。(Bug 681795)
- Mac で、Apple から公開された最新の Java をインストールした後、Java アプレットが使われているページのタブを閉じたときにクラッシュする場合がある問題を修正しました。(Bug 700835)
- いくつかの安定性に関わる問題を修正しました。
- いくつかのセキュリティ問題 を修正しました。
ようやくアドオンの互換性チェックが緩和されたのは朗報だと思います。本体がバージョンアップするたびにアドオンが使えなくなることにうんざりしていた人も多いでしょうが、これで解消するかも。