Mozillaは5月7日(現地時間)、Firefox 66のマイナーバージョンアップ版「Firefox 66.0.5」をリリースしました(リリースノート、Neowin)。
Firefox 66.0.5は、先日よりFirefoxで発生していた、アドオン(拡張機能)が無効になったり、新規にインストールできなくなったりしていた不具合をさらに修正するものとなっています。公式ブログによると、ESR版や古いバージョン向けの修正も提供予定で、準備が整い次第ソーシャルメディアに情報を公開するとのこと。
今回公開された66.0.5では、マスターパスワードが設定されていた場合に、無効になっていたWeb拡張機能を再び有効にするための処理の改良が行われています。
なおサポートページによると、Firefox 66.0.5でもいくつか解決できていない、以下のような既知の不具合が存在するようです。
- アドオンに 未サポート と表示されたり about:addons のページから消えたりする
- コンテナーアドオンが初期状態にリセットされる可能性がある
- テーマがデフォルト設定に戻される
- ホームページと検索の設定がアドオンで変更されている場合デフォルトに戻される
これらの不具合の解決のため、さらなるFirefoxのマイナーバージョンアップ版が公開されることになりそうです。