Mozillaがアドレスバーを刷新する「Megabar」アップデートの一環として、ドロップダウンリストに表示されるURLから「https://」および「www」を削除する変更を行っていることが分かりました。
変更は記事執筆時のNightlyビルドであるFirefox 75でデフォルトで有効になっており、画像のようにアドレスバーのURLが切り詰められていることがわかります。なお「http://」は引き続き表示され、アドレスバーに表示されるURL自体はこれまで同じで変更はありません。
Bugzillaには、(ChromeやSafariといった)他のブラウザはすでにこのような変更を行っているため、これにあわせて読みやすさを改良する必要があると、変更の理由が掲載されています。
Other browsers have already taken this step, we should follow suit to enhance readability
またほとんどのサイトがhttpsに移行した現在、httpsを非表示にし、httpを表示するのが理にかなった変更であるという考えもあるようです。
今回の変更はアドレスバーのURL表示自体の変更でないため影響は少なそうですが、何が表示され、何が省略されているのかを正確に理解しておくことは重要になりそうです。