大部分のブラウザのWindows 7/8/8.1サポートが終了しているなか、Mozillaは現在も、Firefox 115 ESRのセキュリティアップデートを提供し続けています。
Mozillaは2023年はじめにWindows 7向けFirefoxのアップデートを2024年9月に終了する計画を発表しましたが、2024年9月になると、Firefox 115 ESRのアップデートをさらに6ヶ月続けることを決定しました。今回、Mozillaは、Firefox 115 ESRのセキュリティアップデートをさらに6ヶ月間続ける計画を明らかにしています(Neowin)。
公式のリリースカレンダーによると、Firefox 115 ESRは2025年9月までアップデートの提供が行われる予定です。
以下のような情報が掲載されており、2025年8月には「決定を再評価」すると、さらなるサポート期間の延長も示唆されています。
We decided to extend support for ESR 115 only on Windows 7-8.1 and macOS 10.12-10.14 up to September 2025.
We will re-evaluate this decision in August 2025 and announce any updates on ESR 115's end-of-life then.
我々は、Windows 7-8.1およびmacOS 10.12-10.14におけるESR 115のサポートを2025年9月まで延長することを決定しました。
2025年8月にこの決定を再評価し、その時点でESR 115のサポート終了に関する最新情報を発表する予定です。
Windows 7、Windows 8、Windows 8.1だけではなく、macOS 10.12、10.13、10.14でもESR 115は2025年9月までサポートされる予定です。
サポート期確が終了したOSを使用し続けるのは、セキュリティの面でリスクが高い行為ですが、少しでもリスクを減らしたい場合、Firefoxを使ってみると良いかもしれません。
