Googleが開発する定番Webブラウザー「Chrome」。
Windows 10でも多くのユーザーが使用していますが、特定の環境でChromeの画面がちらつくなどといったトラブルが2018年1月以来報告され続けているようです。
不具合はちらつきだけでなく、黒い画面や、ウィンドウ下部の黒いバー、フォントの表示の乱れなど、さまざまなパターンが存在するようですが、いずれもWindows 10の背景の自動切り替え機能が影響している模様。
今回はgHacksに掲載されていた情報を元に、Windows 10上のChromeで発生する画面表示に関連したトラブルを解決する方法を紹介します。
前提条件
問題は画面表示に関連したことなので、まずWindows 10のグラフィックドライバが最新版になっていることを確認します。念のためChromeが最新版であることも確認しておくと良いでしょう。
解決方法1: Windows 10の背景の設定
ChromeのちらつきはWindows 10の背景の自動切替機能に影響を受けている可能性があるため、これを抑制することで問題が解決するかの可能性があります。
▲「設定 > 個人用設定 > 背景」を選び、「背景」のリストボックスで「単色」もしくは「画像」を選びます(スライドショー以外)。さらに「色」の設定を変更します。
▲「設定 > 個人用設定 > 色」を選び、「背景から自動的にアクセントカラーを選ぶ」にチェックを入れます。この設定変更の効果は定かではないようですが、背景の設定を変更しても効果がない場合は、同時に試してみると良いでしょう。
解決方法2: Chromeの設定を変更
もう1つの方法としてChromeの設定を変更する方法もあります。
▲Chromeの「設定」の一番下にある「システム」を選び、「ハードウェアアクセラレーションが使用可能な場合は使用する」をオフにして再起動します。
まとめ
Windows 10上のChromeの画面表示に関するトラブルはWindowsの背景の設定や、Chromeの設定を変更することで解決する可能性があります。問題に遭遇した場合は試してみてはいかがでしょうか。