Javaで作られたデータベースのマイグレーションツール「Flyway」の最新版「Flyway 3.2」が現地時間16日にリリースされています(公式ブログ)。
バージョン3.2の主要な変更点は、コマンドラインツールの大幅な改良、solidDBのサポートの追加、JabaBeanスタイルconfigurationの改良など。
特にコマンドラインツールは、JREと共にパッケージ化されたことで、外部の依存関係全く無しで動作できるように改良されました。これまでよりも、さらに容易に使いはじめることが可能となっています。またカレントディレクトリのflyway.confを読み込むことで、インストールの共有が簡単化されてもいます。
Flywayを導入することで、DBスキーマを多くのDBインスタンス間で共有可能になり、DBの移行が簡単になるほか、スキーマをバージョン管理できるようになるという効能が挙げられています。スタンドアロンのコマンドラインツールのほか、MavenやAntから利用することもでき、Javaプロジェクトだとより便利に利用できるツールかもしれません。以下、具体的な使用方法の参考になりそうなリンクなどを集めてました。