韓国のサイトThe Investorは、AppleがLGディスプレイと折りたたみ可能なディスプレイの開発を行っていると報じています(MacRumors)。技術の流出を恐れ、現在内部パーツに関して緊密な関係のあるSamsungではなくLGが選ばれた模様。
折りたたみ可能なiPhoneが開発されているという噂ははじめてのものではなく、2016年12月ごろ、LGディスプレイが2018年初頭にスマートフォン向けの折り曲げ可能なディスプレイを大量生産し始め、それがiPhoneに採用するという噂がながれたことがあります。
実際LGは、本のように折りたたんだり、新聞のように丸めることができる、柔軟なディスプレイのプロトタイプを過去2年間にわたり作成していて、信頼性や歩留まりの向上に取り組んでいることが知られています。
またLGは最近、将来のiPhone用の折りたたみ可能なOLEDディスプレイの開発を行うため専任のタスクフォースを作成し、またLG Innotekは柔軟なプリント回路基板(RFPCB)の開発を行っているともいわれています。
とはいえ実際のところ、折りたたみ式のディスプレイ技術は発売段階にはなく、折りたたみ式ディスプレイを備えたiPhone用のパネル製作は、今からの2020年までには始動しないと考えている業界関係者も存在します。
iPhone Xでついにホームボタンの呪縛から解き放たれた「iPhone」が、新しいディスプレイ技術でさらに新たな段階に突入していくことになるのか注目です。