Microsoftの元エンジニア、Windows 11のスタートメニューの出来の悪さに「ショック」を受ける

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Microsoftは、Windows 11でスタートメニューやタスクバーを刷新し、大きなアピールポイントとして主張しました。

デザインがモダンになり、人々が以前より簡単に物事を成し遂げられるようになったとの主張ですが、すべてのユーザーを納得させることはできない変更だったのかもしれません。

Microsoftの元エンジニアで、ユーザーエクスペリエンス担当ディレクターなど10年の職務を経験したJensen Harris氏が、ツイッターでWindows 11のスタートメニューの悪い部分を徹底的に指摘していることがわかりました(Neowin)。

同氏は、Windows 11のスタートメニューについて、「本当に混乱するばかりです。左側はデザイナーが作ったように見える。デザインの選択についてとやかく言うこともできるが、それはここでは関係ない。右側は、2008年に私が使っていたInternet Explorerのツールバーのようです」と指摘しています。

デザインを徹底的に分析した後、Harris氏は、スタートメニューに表示されるバナー広告についても批判しています。スタートメニューにBing壁紙アプリのようなバナー広告が表示されるのは、人々の体験を安っぽくし、信頼を損ねていると主張しています。

また、スタートボタンをタスクバーの中央に配置するのは良いアイデアではないとも指摘しています。多くのユーザーは左下の位置にスタートボタンがあることに長年なれており、使いやすくもあると説明しています。

MicrosoftはWindows 11 Version 22H2でタスクバーやスタートメニューの機能を部分的に改善しますが、今回指摘されたような抜本的な見直しは行われない見込みです。

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