Microsoftは、Visual Studio CommunityやVisuao Studio Coddeなど、無料で使用できる開発ツールを広く提供しています。しかしWindows向けアプリケーションの開発行う場合、Windows 10全体の環境を開発用に準備できれば便利かもしれません。
実はMicrosoftはこのような用途のために、各種仮想化ソフトウェア向けの仮想Windows 10イメージを公開しています(Scott Hanselman's Blog)。
事前に設定された、VMware、Hyper-V、VirtualBox、Parallelsをダウンロードし、アプリケーションのビルドやテストを素早く始めることができるのです。
仮想マシンには以下のものが含まれています。
- Windows 10, version 2004 (10.0.19041.0)
- Windows 10 SDK, version 2004 (10.0.19041.0)
- UWP、.NETデスクトップ、Azureワークフローを有効にしたVisual Studio 2019。Windows Template Studioの拡張機能も含まれている。
- Visual Studio Code
- UbuntuがインストールされたWindows Subsystem for Linux
- 開発者モードが有効
仮想マシンは評価やテスト用のもので、有効期限が短めに設定されています。期限が切れた場合、必要に応じて別のイメージを入手しなおす必要があります。
Visual Studio CodeはWindows、Mac、Linuxで無料で使用可能ですが、Windows 10環境でアプリケーションのテストを実行しなければならない場合、仮想イメージを使用すると便利です。