クラウド上でゲームを実行までしてしまうという、新しい概念のもとに開発された新時代ゲーム機「G-cluster」が6月20日に発売されるそうです(プレスリリース、ITmediaニュース)。本体9980円、コントローラー同梱の基本セットが1万3800円(コントローラーはLogicool製?)。
料金はタイトルを1年間遊べる単品プラン(525円~2940円)と、30タイトル遊び放題の月額500円プラン。
遅延を克服できるか
肝心のクラウドゲーム機能については以下のように述べられています。
本体は49×90×11ミリで45グラムの手のひらサイズ。HDMIでテレビに接続する。ゲームソフトがサーバ上で実行されるため、ユーザー側に高スペックなインフラが不要で、サーバ側の処理速度を高め、高画質で高速レスポンスを実現したという。フランスで提供している同社プラットフォームを利用したゲームサービスではレイテンシに関するクレームはほとんどないと言う。「画質とスピード、クラウドゲームはここまできたとお見せしたい」と意気込む。
ゲーム機側に高スペックが必要ないので、本体がコンパクトなんですね。
サーバー上でゲームを実行し、クライアントからはコントローラーの入力を送るだけでゲームを遊ぶことができる技術はクラウドゲーミングと呼ばれ、最近注目されている技術です。問題はやはり遅延にありますが、G-clusterはこの辺を解決できているのでしょうか。要注目ですね。