分散型のバージョン管理システムGitの最新版「Git 2.1」が8月15日にリリースされました(アナウンス、Phoronix、マイナビニュース)。Git 2.1のtarballはwww.kernel.orgから入手できます。
アナウンスによると、バージョン2.1の主な変更点は以下の通り。
- LESS環境変数が"FRSX"から"FRX"に変更。($ git config core.pager "less -S")で従来の挙動に戻すことができる。
- UTF-8文字列を表示する際に使われるロジックとデータをUniode 7.0にマッチするように更新。
- HTTPベースの転送を実行する際に、HTTP経由でWebサーバーからクライアントから伝えられるエラーメッセージをより適切なものに変更。
- contribにあるbash用の補完スクリプトのアップデート。
- "core.preloadindex"変数がデフォルトで有効に。
- その他細かいコマンドの改善多数。
コマンドごとの変更点はたくさんあります。詳細は先ほどのアナウンスやリリースノートを参照してください。