Git開発チームの濱野純氏は11月4日(現地時間)、分散型バージョン管理ツール「Git」の最新版「Git v2.24.0」をリリースしたことを発表しました(GitHub Blog、Phoronix)。
Git v2.24.0はv2.23.0以来、21人の新人を含む78人の貢献者によって作成された、544件の非マージコミットで構成されるリリースとなっています。
注目の新機能としては、最近のリリースで実験的に導入されていたコミットグラフ(commit-graph)がデフォルトで有効になったことがあげられます。コミットグラフによって、コミットの読み込みのパフォーマンスが改良されることが期待されます。
また、リポジトリに特定の機能をオプトインすることができるfeatureマクロが導入されています。現段階では「feature.manyFiles」や「feature.experimental」がサポートされています。
その他にも、履歴を書き換えることができるツール「git filter-repo」の導入が行われたほか、行動規範として「Contributor Covenant」の採用が行われています。
新機能の詳細はアナウンスに含まれるリリースノートで確認することができます。
タイトル | Git | |
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公式サイト | https://git-scm.com/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/6977-git | |
説明 | Linuxの開発者Linus Torvaldsによって開発された分散型のバージョン管理ツール。 |