Git開発チームは1月4日(EST)、分散型のバージョン管理システム「Git」の最新安定版「Git 2.7.0」をリリースしました(アナウンス、Phoronix)。現在公式サイトよりv2.7.0のソースコードをダウンロードすることができます。
Git 2.7では、不具合を見つける際に活用できる「git bisect」コマンドに、よりわかりやすい用語"old"と"new"が追加されたほか、「git submodule」のCによる漸進的な書き換えが進んでいます。またgitk UIの改良や「git filter-branch」に対するプログレスバーの追加、後方互換性のないGit on-diskリポジトリ変更のための準備、その他不具合の修正や細かな改良も行われています。
変更点の詳細はGitHubの新機能の説明、あるいはアナウンスに添付されているリリースノートを参照することをおすすめします。