git-credential-winstore - Windowsのgitでhttps形式のリポジトリを扱うときの必須ツール

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Command

Windowsのgitでhttps形式のリポジトリを扱う時、毎回パスワードを入力するのがめんどくさい…。そんな苦労を解消するためのツールが「git-credential-winstore」です。

このツールを使えば、パスワードを入力するのは最初の一回だけになりそれ以降パスワードの入力は不要になります。少しでも作業効率を上げるためには使わない手はないと思います。

インストール方法

git-credential-winstore.exeをダウンロードし、コマンドプロンプトを開いて以下のコマンドを実行します。「C:\Path\To\Git.exe'」は実際は「C:\Program Files (x86)\Git\bin\git.exe」のような実在のパスに置き換えてください

git-credential-winstore -i C:\Path\To\Git.exe'

実行すると「.gitconfig」に以下のような設定が追加されます。

[credential]
	helper = !'C:\\Users\\sora\\AppData\\Roaming\\GitCredStore\\git-credential-winstore.exe'

この設定のおかげでTortoiseGitなどでもgit-credential-winstoreが使われるようになるというわけです。

実行方法

例えばGitHubの自分のリポジトリからhttps形式でcloneし、TortoiseGitを使ってpushすると以下のダイアログが表示されます。

2014 11 05 222313

初回GitHubのユーザー名とパスワードを入力するとそれ以降は省略できます。

2014 11 05 222212

入力した情報は平文で保存されるわけではなくWindowsの「資格情報マネージャー」に保存されます(安心)。

まとめ

実は最近までhttps形式でパスワードを省略入力を省略できるツールがあることを知らず、できるだけssh形式でリポジトリを扱うようにしていました。パスワード入力が省略できるならばhttps形式のほうがssh形式よりもいろんな面で簡単で良いかもしれません(実はGitHubへのアクセスもhttpsが推奨らしいですし…)。

git を https 経由で使うときのパスワードを保存する」によると、Windows用だけではなく、OS Xのキーチェインを使うものや、GNOMEのキーリングを使うものがあるので、他のプラットフォームでもパスワード入力が省略できそうですね。

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