GitHubが2022年に最も使われたプログラミング言語をまとめたレポート「トッププログラミング言語2022」を発表しました。
開発者が使用する言語の変化は、ソフトウェアの構築方法や、どのようなソフトウェアが開発されているかを知るための重要な指標となっています。GitHubの調査では2022年もJavaScriptがトップを維持し、開発から教育、機械学習、データサイエンスなどさまざまな分野で人気の高いPythonが2位となっています。
TypeScriptも4位を堅持していますが、PHPは6位から7位に転落しています。日本生まれのプログラミング言語Rubyも2018年以来の10位を維持しています。
10位までのランキングは以下の通りです。
- JavaScript
- Python
- Java
- TypeScript
- C#
- C++
- PHP
- Shell
- C
- Ruby
急成長している言語は、Hashicorp Configuration Language(HCL)で、これはTerraformツールの普及とIaCの実践によって、デプロイの自動化が進んでいることが要因だと分析されています。またRustもセキュリティや、信頼性の高さによって増加しているようです。
GitHubは、プログラミングの分野ではアプリケーション開発が業界をリードしており、ゲーム開発の分野ではLuaが多用されていると説明しています。スクリプトやクラウドベースの作業ではGoが使われ、モバイル開発では、Kotlin、Dartなどの言語が使われているとのことです。