gitユーザーならば誰でもうっかり不要なファイルをadd & commitして苦い思いをした経験はあると思います。
そんなときに使いたいサービスが「gitignore.io」です。OS、IDE、プログラミング言語を指定して検索するだけで適切な「.gitignore」ファイルを生成してくれる便利なWebサービスです。
コマンドラインからも利用することができるので超速で.gitignoreを生成することができます。
ブラウザから使う
例えば「visualstudio」と入力して「Generate」をクリック。
↑このような結果が表示されます。Debug、Release、Bin、Objフォルダなどが除外されていることが分かりますね。
コマンドラインから使う
Command Line Docsに、Linux、OS X、Windowsのコマンドラインから「gitignore.io」のAPIを呼び出す方法が記載されています。OS Xの場合、以下のコマンドを実行し、
$ echo "function gi() { curl -s https://www.gitignore.io/api/\$@ ;}" >> ~/.bash_profile && source ~/.bash_profile
↑bashの場合
$ echo "function gi() { curl -s https://www.gitignore.io/api/\$@ ;}" >> ~/.zshrc && source ~/.zshrc
↑zshの場合
実行します。
$ gi linux,java
複数の単語で検索する場合、カンマで区切れば良いようです。
結果は標準出力に出力されるので、.gitignoreにリダイレクトすればそのまま使えます。
Linuxはほぼ同じ。WindowsでもPowerShellから呼び出せるようなので有りがたいです。
まとめ
.gitignoreはプロジェクトごとの取り決めや各人のポリシーによっても微妙に変わってくるものなので、完全なる共通解はないかもしれません。しかし「gitignore.io」は.gitignoreのスタートラインとして使える便利なサービスだと思います。ちなみにソースコードもGitHubで公開されています。