Axosoftは3月29日(現地時間)、クロスプラットフォームのGUI Gitクライアント「GitKraken」の正式版v1.0を公開しました(公式ブログ、リリースノート、窓の杜)。現在Windows/Mac/Linux用の実行ファイルを無償でダウンロードすることができます。
GitKrakenはElectronを利用してクロスプラットフォームを実現し、Node用のGitバインディング「NodeGit」を組み込むことによって、gitコマンドがインストールされていない環境でも100%スタンドアロンで動作するGitクライアントです。
開発者はコミットやブランチの作成、マージ、pull、pushといったGitの各種操作をGUIから実行できるのに加え、美しく表示されたマージやブランチの情報を、Gitの操作を直感的に理解するためのヒントとして利用することもできます。
そのほか「git config」の編集や、sshの鍵の管理、GitHubやBitBucketといったリポジトリサービスの認証情報の管理、Git Flowの設定機能なども搭載されています。
ブログではGitKrakenのベータ版公開後、三ヶ月の間にアクティブユーザーの数が2200%増加したと高らかに宣言されています。今後もこの勢いが続くのかどうか注目が集まりそうです。