GitLab開発チームは9月22日(現地時間)、オープンソースのGitHubクローン「GitLab」のメジャーバージョンアップ版「GitLab 8.0」をリリースしました(リリースノート、Hacker News)。現在公式サイトより、Ubuntu / Debian / CentOS / Raspbian用の無料版GitLab CE(Community Edition)のOmnibus(全部入り)パッケージ等をダウンロードすることができます。
GitLab 8.0はGitLab 7.0リリース以来15ヶ月ぶりのメージャーバージョンアップ版で、UIの刷新やGitLab CIの統合をはじめ、 パフォーマンスの大幅な改良、LDAPの統合、巨大ファイルのトリア追加を可能とするgit annexのサポートの追加など、さまざまな新機能が実装されています。
なかでも注目は、これまで個別に配布されてきたGitLab CIが統合されたことで、GitLab 8.0ではダッシュボードの「Continuous Integration」や、個別プロジェクト内のページから簡単にアクセス可能となっています。
その他、マージの高速化や、GitLabの使用ディスクスペースの50%の削減、ファイルアップロードの簡単化、HTTPサポートの改良など多くの変更が行われています。詳細はリリースノートを参照してください。