GNOMEプロジェクトは3月19日、「GNOME 48 "Bengaluru"」をリリースしました(GNOME Release Notes)。
GNOME(グノーム)はオープンソースのデスクトップ環境で、多くのLinuxディストリビューションで標準のデスクトップシステムとして採用されています。
GNOME 48には以下のような新機能が追加されています。
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通知の改良:
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通知がスタック形式で整理され、見やすく。
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パフォーマンス向上:
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ダイナミックなトリプルバッファリングによりアニメーションが滑らかに。
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ファイルの読み込みやスクロール速度が大幅に改善。
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画像ビューアの改良:
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画像のトリミングや回転など簡単な編集機能が追加。
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新しいフォント:
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Adwaita SansとAdwaita Monoという新しいフォントが追加され、可読性や見た目が向上。
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デジタルウェルビーイング:
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画面使用時間の追跡や休憩リマインダー、画面制限機能が導入。
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バッテリー寿命保護機能:
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バッテリー充電を80%に制限して寿命を延ばす新オプション。
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新しいオーディオプレイヤー - Decibels:
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シンプルで波形表示や再生速度調整が可能なミニマルなプレイヤー。
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HDRサポートの開始:
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初期段階のHDRサポートがシステムレベルで導入。
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テキストエディタの刷新:
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インターフェースがシンプルに再設計され、効率的に。
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その他の改善:
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グローバルショートカットの追加。
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新しいウィンドウの画面中央配置。
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キーボード特殊機能キーのサポート拡大。
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新機能の詳細はリリースノートで確認可能です。