Go 1.15がリリース - リンカーの改善やジャンプ条件コードErratumの緩和策の導入など

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Go開発チームは8月11日(現地時間)、プログラミング言語「Go」の最新版v1.15をリリースしました(公式ブログPhoronix)。現在公式サイトより最新版のソースコードや実行ファイルをダウンロードすることができます。

Go 1.15の主な新機能としては、Goリンカーの大幅な改良があげられます。時間とメモリ両方のリソース使用量が削減され、コードの堅牢性と保守性が向上しています。リンク処理に必要な時間は、大規模なGoプログラムでは約20%高速化され、メモリ使用量は30%少なくなるそうです。

次に、スモールオブジェクトの割り当ては、コア数が多い場合にパフォーマンスが格段に向上し、ワーストケースのレイテンシも低くなっています。環境変数GOPROXYはエラーを返すプロキシをスキップすることが可能となり、複数のプロキシURLを、カンマかパイプで接続することが可能となっています。

その他、タイムゾーンデータベースをプログラムに埋め込むことができる新しいtime/tzdataパッケージの追加や、数多くのコアライブラリの改良など、多数の変更点が行われています。

変更の詳細はリリースノートで確認可能です。

S icon タイトル Go
公式サイト https://golang.org/
ソフトアンテナ https://softantenna.com/softwares/6940-go
説明 Googleによって作られたシンプルかつ信頼性の高いオープンソースのプログラミング言語。
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