Go 1.23がリリース - ツールチェーンやランタイム、ライブラリの改良が進む

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Go言語開発チームは8月13日(現地時間)、「Go 1.23」をリリースしました(公式ブログ)。

Go 1.23は、Go 1.22 よりも多くの改良が加えられたバージョンで、ツールチェーンやランタイム、ライブラリなどさまざまな部分の改良が行われています。

言語機能に関しては、Go 1.22で試験的機能として実装された「range-over-func」が言語機能として組み込まれています。「for-range」ループの「range」句は、以下の型のイテレータ関数を受け付けるようになりました。

func(func() bool)
func(func(K) bool)
func(func(K, V) bool)

汎用型エイリアスのプレビューサポートが追加され、GOEXPERIMENT=aliastypeparamsでツールチェーンをビルドすると、パッケージ内でこの機能が有効となります。

Goツールチェーンの使用状況を収集できるテレメトリ機能の追加や、新しいGoコマンドの追加も行われています。これには、有効な値がデフォルト値と異なる設定のみを簡単に確認できる「go env -changed」や、go.mod ファイルと go.sum ファイルを変更せずに必要な変更を判断できる「go mod tidy -diff」などが含まれます。

その他、Goランタイムやコンパイラー、リンカー、標準ライブラリなど、多くの変更が行われています。変更点の詳細はリリースノートで確認可能です。

タイトル Go
公式サイト https://golang.org/
ソフトアンテナ https://softantenna.com/softwares/6940-go
説明 Googleによって作られたシンプルかつ信頼性の高いオープンソースのプログラミング言語。
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