Googleは3月26日(現地時間)、Snapdragonを搭載したArm互換のWindows PCを対象に、今週よりフルバージョンの「Google Chrome」の提供を開始することを発表しました。
新しいリリースでは、Chromeが、Arm互換PCのハードウェアとオペレーティングシステムに完全に最適化され、Webブラウジングがより速く、スムーズになります。Qualcommの次期Snapdragon X EliteではChromeのパフォーマンスがさらに向上する見込みです。
GoogleのシニアバイスプレジデントであるHiroshi Lockheimer氏は、ARM版Windows向けChromeについて、次のように説明しています。
We’ve designed Chrome browser to be fast, secure and easy to use across desktops and mobile devices, and we’re always looking for ways to bring this experience to more people. Our close collaboration with Qualcomm Technologies will help ensure that Chrome users get the best possible experience while browsing the Web on current ARM-compatible PCs.
Chromeブラウザは、デスクトップとモバイルデバイスの両方で高速、安全、簡単に使用できるように設計されています。Qualcommテクノロジーズ社との緊密な協力により、Chromeユーザーは、現在のARM対応PCでWebを閲覧する際に最高のエクスペリエンスを得ることができます。
これまでARMプロセッサを搭載したWindows PCでは、Chromeはエミュレーションで動作していました。ChromeのARM版Windows向けビルドは、数ヶ月前にテストされている事が発見されており、ついに一般公開の準備が整ったことになります。
