Googleは5月14日(現地時間)、8月からChromeで、ネットワークの帯域幅やバッテリーの大量消費につながる、リソースを過剰に使用する広告をブロックする計画を発表しました(MacRumors)。暗号通貨の採掘や、行儀の悪いプログラム、ネットワーク利用が最適化されていない広告がブロックされるされる事になります。
ブロック機能が導入されたChromeでは広告のためのリソースが制限され、上限に達するとフレームに使用したリソースが多すぎることを示すメッセージが表示されます。
なお広告が非表示になる基準は以下の通りです。
- 4MBのネットワーク帯域幅
- 任意の30秒間のCPU使用時間が15秒以上
- 60秒の合計CPU使用率
この基準を超える広告はわずか0.3%ということですが、広告で使用されるネットワークデータの27%、およびすべての広告CPU使用量の28%を占めているとのこと。少数の重い広告をブロックすることで、ユーザー体験が大きく改善することが期待できそうです。