Googleが、iOS向けのGoogle Chromeで、シークレットタブ(Incognito tab)をFace IDやTouch IDを使ってロックすることができる機能をテストしていることがわかりました(MacRumors)。
最新のChromeベータ版では生体認証機能を使って本人確認を行うまで、シークレットタブをぼかすことができる機能が搭載されているとのこと。設定のプライバシー画面で有効にすることが可能です。
Googleのアプリでは、Google検索アプリにも、15分後にインコグニート検索セッションに戻る際にFace IDやTouch IDで本人確認を行うという同様の設定が存在し、Google Driveにもプライバシーロックが組み込まれています。
Googleは新バージョンのアプリのリリースを遅らせていて、iOS向けChromeアプリの更新は11月以降行われていません。安定版のChromeで新機能がいつ公開されるかは不明ですが、Chrome 89は来月公開されると予想されています。
今回紹介した機能はベータテスター向けの限定機能で、サーバー側の要素が関係しているため、すべてのユーザーが新機能を使えるわけではないと9to5Googleは指摘しています。