Googleがデスクトップ版のChromeブラウザに、動画のスクリーンショットを簡単に取得することができる「動画フレームをコピー(Copy Video Frame)」機能を追加した事がわかりました。
Chrome 116では、一時停止している動画を右クリックすると、表示されるコンテキストメニューに「動画フレームをコピー」という新しい項目が表示されます。選択すると現在表示している動画のスクリーンショットをクリップボードに保存することができます。
OS組み込みのスクリーンショットツールを利用すると、プログレスバーが含まれる低画質な画像になる可能性が高く、例えばビデオ会議の重要な内容をメモ用にキャプチャしたい場合などに便利な機能だと紹介されています。
なお、YouTubeのようにカスタムメニューが表示されるプレイヤーの場合「動画フレームをコピー」を実行するには、右クリックを2回実行する必要があります。最初の右クリックでYouTubeのメニューが表示され、もう一度右クリックすると以下のようなメニューが表示されます(2回目の右クリックは最初の右クリックからカーソルを少しずらした方が良いかもしれません)。
コピーした内容はクリップボードに保存されています。Macの場合はプレビューアプリ等を利用し、画像ファイルとして保存することもできます。
この機能は現在、Mac、Windows、Linux、ChromeOS用のChrome安定版で利用可能です。
[via 9to5Google]