デスクトップ版のGoogle Chromeに数クリックだけでWebページを簡単に共有することができる「Sharing Hub」と呼ばれる新たな機能が追加されつつあることがわかりました(MSPoweruser)。
現在、Windows、macOS、Linux、Chrome OS版のChrome用に同機能を追加する作業がおこなわれており、設定ページでフラグが確認出来る状態となっています。
Sharing HubはAndroid版のChromeで利用できる機能で、この機能を使用するとWebページをWhatsappやメッセージアプリなど他のアプリと簡単に共有することが可能となります。デスクトップ版のChromeでも、QRコード生成機能や、Nearby Shareを使ってWebページを共有することができますが、今回の機能追加によって、さらに便利な共有手段が増えることになります。
Sharing Hub機能を有効にするためのフラグは、アプリメニューと、Omnibox(アドレスバー)用の2つが存在し、以下の手順でフラグを有効にすることができます。
- Chrome Canaryを起動。
- chrome://flagsにアクセス。
- 「Desktop Sharing Hub」を検索しフラグを有効に。
- 再起動する。
この機能は開発中のもので、現在はまだ動作しませんが、時がたてばAndroid版のように、スクリーンショットのキャプチャやリンクのコピー、デバイスへの送信、QRコード、印刷などの各種機能が利用可能になると予想されます。