Google Chromeで「uBlock Origin」に警告が表示されるように

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Google Chromeで拡張機能「uBlock Origin」を使用しているユーザーに対し、他の広告ブロッカーに切り替えるよう促す警告が表示されるようになったことがわかりました(BleepingComputer)。

Google Chromeでは、Manifest v2(MV2)を廃止し、Manifest v3(MV3)へ移行する作業が行われており、Manifest v2拡張機能である「uBlock Origin」が使用できなくなるためです。

uBlock Originの開発・保守責任者であるRaymond Hill氏は「uBOはManifest v2拡張機能であるため、Google Chromeブラウザに警告が表示されます。uBOのManifest v3バージョンは存在しないため、ブラウザはuBOの代替となる拡張機能を提案します」とこの警告について説明しています。

Google Chrome ublock origin MV3 warning
同氏は、Manifest v3に対応した「uBlock Origin Lite」について「uBO Lite(uBOL)は、uBOで使用されるフィルターリストをManifest v3準拠のアプローチに変換する最善の努力をしたuBOの縮小版であり、2014年6月に初めて公開されて以来uBOがそうであったように、信頼性と効率性に重点を置いています」と説明しています。

なお、警告バナーが表示されるのは、uBlock Originだけではありません。Chrome 127にアップデートした後、すべてのMV2拡張機能に対して、chrome://extensionsページで警告が表示されるようです。

GoogleはMV2 拡張機能を今後数ヶ月で無効にし、MV3で作られた代替拡張機能を選択するようユーザーに求めていきます。その期間中一時的にMV2拡張機能を再有効化することはできますが、このオプションは最終的に削除されます。

uBlock Originの開発者は、Manifest V2拡張機能と新しいLite Manifest V3バージョンの違いを説明するFAQも作成しています。

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