GoogleがChromeブラウザ向けのスクリーンショットエディタの改良に取り組んでいることがわかりました(Neowin)。現在Chrome Canaryビルドの最新版で、スクリーンショットエディタの新しいツールを有効にするためのフラグが追加されている模様。
新しいエディタでは、丸、四角、矢印、線など、さまざまな図形を追加したり、サイズを変更したりすることができます。線の太さや色は自由にカスタマイズ可能で、絵文字やテキストを追加することもできます。Microsoft Edgeにもスクリーンショットエディタは搭載されていますが、フリーハンドで線を描画する機能しか利用できません。比較するとChromeのものはかなり多機能だと言えそうです。
Googleは昨年から、Chrome用のスクリーンショットエディタの実験を行っていましたが、今になりようやく形になってきたようです。現在のところツールは未完成で、編集機能を使用するとツールバーが消えるなどの問題がありますが、以下の方法で試すことができます。
- Chrome Canaryの最新版をダウンロードする。
- chrome://flagsを開き、「Desktop Screenshots」と「Desktop Screenshots Edit Mode」を有効にする。
- ブラウザを再起動する。
- Webページを開きオムニバーの共有ボタンからスクリーンショットを取得する。
Redditにはスクリーンショットツールの使用例が掲載されています。