Googleは7月21日(現地時間)、今後数週間かけてGoogleドライブの新しいクライアントアプリ「Drive for Desktop」を提供する計画を発表しました(MacRumors)。
現在Googleドライブを利用するためのデスクトップ用クライアントアプリは、企業用の「Drive File Stream」と個人用の「Backup and Sync」の2つに分かれています。今回の「Drive for Desktop」により2つのクライアントが1つに集約されることになります(v45以降のDrive File Streamの一部ではすでにこの名称が適用されているとのこと)。
Drive for Desktopは、これまでの2つのアプリと同じ機能を持ち、クラウド上のドキュメントや写真といった各種ファイルに直接アクセスできるほか、バックグラウンドでファイルをクラウド上に自動同期します。
移行のスケジュールは以下の通りです。
- 2021年7月19日から: Backup and SyncがDrive for Desktopに移行するためのガイド付きフローをサポート。
- 2021年8月18日から: Backup and Syncを利用しているユーザーに対し、Drive for Desktopへの移行を促す通知が届くようになる。
- 2021年10月1日から: Backup and Syncにサインインすることができなくなる。Drive for Desktopへの移行が必須に。
Googleは2021年9月中にDrive for Desktopへ移行することを推奨しています。