昨年の末、GoogleがChromebookでWindows 10とChrome OSのデュアルブートを可能にする「Campfire」とよばれるプロジェクトを進めていることがわかり注目を集めました。
プロジェクトが成功すれば、安価なChromebookで豊富なWindowsアプリが利用可能となり、Chromebookがさらに多くの用途に利用できるはずでしたが、このプロジェクトが断念された可能性があることがわかりました(Neowin)。
根拠となっているのは、Chromiumのソースコードを管理するChromium Gerrittに追加された情報や変更箇所のソースコードのコメントです。Windows 10を起動するために準備されていた「AltOS Mode」が廃止予定(Deprecated)であることがわかります。
Campfireに関しては昨年の9月から12月の間は活発に活動が行われていたものの、今年に入ってからはほとんど更新が行われていなかったようで、今回のコメントの追加はChromebookのデュアルブートプロジェクトに望みがないとの決断をGoogleが行った証拠なのかもしれません。