X Window System(X11)には、2つの目玉がマウスカーソルを追跡する「xeyes」と呼ばれるプログラムが存在し、特に実用的な機能はありませんが、X11が正しく動作しているかを確認するのに使われたりすることもありました。
本日紹介する「Googly Eyes」はそのxeyesのような機能を実現したmacOS用のメニューバーアプリです。
VeljaやDatoなどの人気Macアプリで知られる開発者Sindre Sorhus氏によって開発されたアプリで、Mac App Storeより無料でダウンロードすることができます(要macOS 15.2以降)。
以下使用方法を説明します
マウスカーソルを目玉が追跡
Googly Eyesをインストールして起動するとメニューバーに目玉が表示されます。
左右の目玉がそれぞれ独立してマウスカーソルの位置を追跡します。クリックすると目をつむります。基本的な機能はこれだけで、ログイン時に自動実行することもできます。
なおアプリの説明によると、macOSはメニューバーアイテムの更新が非常に非効率的なので、アプリは思ったよりCPUを使うとのこと。アプリは可能な限り最適化されていいるそうですが、重いと感じた場合は使うのをやめた方がよいかもしれません。
まとめ
Googly Eyesを遊び心いっぱいのmacOS版xeyesといえそうです。実用性はあまりありませんがです。マウスカーソルを見失った場合に、だいたいの位置の見当をつけるのに役立つかもしれません。