Appleは6月23日、2011年に発売した「Thunderbolt Display」の販売を終了したと米国のメディアに伝えました(ITmedia)。後継機種は発表されておらず声明文の最後に追加されている「Macユーザーにとっては、多数の素晴らしいサードパーティー製ディスプレイがある」という文言からディスプレイ市場からの撤退も推測されています。
There are a number of great third-party options available for Mac users,” said an Apple spokesperson.
ところがこれに対し、以前噂が流れたGPU内蔵の新型Apple Thunderbolt Displayの計画がいまだに進行中であるとする新たな情報が流れています(MacRumors、9to5Mac)。
今回の情報の発信源はBuzzFeedのJohn Paczkowski氏のツイートです。
Thunderbolt Display takes dirt nap as expected. Sources telling me next-gen display will indeed have integrated GPU https://t.co/kx6n0vQGMf
— John Paczkowski (@JohnPaczkowski) 2016年6月24日
「(現行の)Thunderbolt Displayは予想通り廃止されてしまったが、情報筋は私に次世代ディスプレイは確かにGPUを内蔵していると伝えた」とのこと。
Paczkowski氏はこれ以上の情報を伝えていませんが、新型ディスプレイは5120x2880の解像度、Thunderbolt 3をサポートしたUSB-Cポート等のスペックが予想されています。
GPU内蔵のThunderbolt Displayにより、GPU能力の低いMacでも高解像度の外部ディスプレイが容易に使用可能となり、MacBook系はGPUを内蔵する必要がないためさらに薄型化が可能になると予想されています。