EIZOの22.5インチディスプレイ「FlexScan EV2360-WT」を購入しました。
22.5インチという小型パネルながらWUXGA(1920×1200)の解像度を実現し、フレームレスデザインとあいまって、置く場所を選ばないコンパクトさが売りとなっています。
反射が少ないノングレア液晶であるだけでなく、自動調光機能のAuto EcoViewやブルーライトカット機能、ちらつき防止機能など、目に優しい機能がたくさん盛り込まれています。
ゲームや動画再生には向いてなさそうですが(?)、開発作業や事務作業で長時間ディスプレイを使用しなければならないかたにとってはおすすめのディスプレイではないでしょうか。
目次
外観など
梱包を開けると以下のように本体およびケーブルが格納されています。
▲スタンドは自分で取り付けるタイプです。HDMI/DisplayPort/電源ケーブルが付属しています。
▲ディスプレイの上部です。ベゼルが極限まで狭くなっていることがわかります。ただし、ベゼルぎりぎりまで表示領域があるわけではなく、黒い非表示領域があるので、ベゼルと色を合わせたい方はブラックモデルの方がよいのかもしれません。
▲スタンド部です。角度調整はかなり自由度があります。
▲端子部です。DisplayPort / HDMI / D-Subの3入力に対応しています。
堅実なディスプレイ
EV2360には以下のようなメリットがあると思います。
- 目にやさしい表示: ノングレア液晶画面はやはり見やすいです。自動で輝度を調整してくれる自動調光機能も便利です。
- コンパクト: 横幅が短いので小さめの机でデュアルディスプレ環境を構築したいとき便利です。
- 豊富な入力: D-Sub入力があるのでレガシー環境を維持したい場合に便利です。
- ボタンがタッチ式: 操作ボタンがタッチ式なので物理式と比べて耐久性がありそうです
- 保障期間が長い: 5年間保証は安心です。
- 価格が安め: 記事執筆時3万5千円ぐらいとEIZOのWUXGAディスプレイとしてはお手頃です。
デメリットは以下の通りです。
- 表示が小さ目: 24インチWUXGAディスプレイと比べるとやはり文字などが小さめに表示されます。文字が太めに表示されるMacでは感じませんでしたが、Windowsでは文字が少し見づらいかなと思いました(そのうちなれるかも)。
- ドットピッチ縦横問題: 画面が小さい(ドットピッチが小さい)という問題以外にドットピッチの縦横比が違う(0.254 × 0.248 ㎜)という問題があります。個人的には気にならないのですが「CAD図面表示など、画面上で厳密な比率での図形表示が必要な用途では、画素ピッチの縦横比率の影響を受けた表示となりますので、ご注意ください」ということですので、表示の正確性を求める方は気をつけたほうがよいかもしれません。
24インチのWUXGAディスプレイと比較した場合気になるのは、やはり文字が少し小さめに表示されることだと思います(個人的には縦横比が違うのは気になりませんでした)。そこさえ大丈夫ならば見やすくて解像度の高いかなりおすすめのディスプレイだと思います。