E Inkディスプレイを採用したKindle端末は読書家にとって無くてはならないアイテムとなっています。通常の液晶ディスプレイのようにブルーライトを出さず長時間の使用に耐えうる、目に優しいデバイスであることが人気の秘密かもしれません。
このE InkディスプレイをPCに接続できるモニターと活用する「Paperlike」と呼ばれる製品を開発する取り組みが中国の企業Dasungによって行われています(The Verge)。
PaperlikeはCES 2016で披露され、現在Indiegogoによる資金調達が行われており、1ヶ月を残して目標額10,000ドルを大きく上回る30,000ドル以上の資金の調達に成功しています。
Paperlikeは13.3インチ型ディスプレイで、マイクロUSBケーブルを使ってPCと接続。モニターへの給電もこのケーブル一本でまかないます。E Inkディスプレイとしては高速リフレッシュレートかつ低レイテンシーで、ワープロやスプレッドシードの表示、コーディング、Webブラウザ等さまざまな用途での使用にも耐えうるスペックとなっているようです。
なお価格は699ドルのEarly Bird版が売り切れで、799ドルのIndiegogo Special版が購入可能。かなり高めの価格だと思いますが、新世代のデバイスとして注目を集めています。