Noodlesoftは5月4日(現地時間)、Mac用のファイル処理自動化ソフト「Hazel」のメジャーバージョンアップ版v4.0をリリースしました(リリースノート、MacStories)。Hazelの通常ライセンスは32ドル、ファミリーパックは49ドル、アップグレード価格は10ドル。ただし2015年9月6日以降に購入したユーザーは無料でアップグレードできます。
Hazelはフォルダごとに特定の規則に従ってファイルを削除したりファイルをコピーしたりといったさまざまな「ルール」を設定できるファイル処理の自動化ツール。Hazel 4ではルールの同期機能やプレビュー機能といったHazelの使いやすさをさらに向上させる多数の新機能が追加されています。
▲ルールの同期機能はルールを複数のMac間で共有することができる機能です。全体ではなくフォルダ毎に同期するかどうかを決定できるので、ルールを共有するMacごとに適用したいルールを取捨選択できることになります。
同期機能を利用するにはフォルダを選択したあと歯車アイコンをクリックし「Rule Sync Options」を選んで同期サービス内のフォルダに設定ファイルを保存します。同期サービスとしてはiCloudやDropboxなど好みのものが利用できます。
▲ルールのプレビュー機能では編集中のルールにファイルが適合するかどうかをその場で確認することができます。「Preview」ボタンを押して確認したいファイルを選択するとルールにマッチした場合は緑のアイコンが、マッチしない場合は赤のアイコンが表示されます。
そのほかHazel 4ではルールの検索機能や、通知サウンド機能など多数の新機能が追加されています。詳細はWhat's Newあるいはリリースノート等でご確認ください。