Homebrew開発チームのMikeMcQuaid氏は7日、Mac用のソフトウェアパッケージマネージャ「Homebrew」の最新版v1.1.0のリリースを発表しました(公式ブログ)。
v1.0.9の後v1.1.0がリリースされたのは、新バージョンが非互換製を含む更新となったための単なる偶然で、今後v1.1.10のようなバージョン番号が採用される可能性もあるとのこと。
v1.1.0の互換性のない変更点として以下の点がリストアップされています。
- FormulaでSHA-1チェックサムサポートの無効化
- rootユーザーによるHomebrew実行の無効化(sudo brewのような)
- _or_laterタグを使用しているBottleが_or_laterをファイルネームに使用しない
その他新機能のハイライトとして、Homebrew/brewタグをフォローするのに使われていたブランチ名のmasterからstableへの変更、brew test-botのそれ自身のtapへの移動、brew infoでRequirementsを表示する変更などがあげられています。
このほか多数の機能が追加、修正されています。詳細は公式ブログでご確認ください。