macOSでは「Command + Tab」がアプリの切り替えに割り当てられていますが、「Witch」のようなサードパーティアプリを使用すると、ウィンドウ単位のタスクの切り替えが可能となります。
手元の環境でも長年愛用していたのですが、macOS Catalinaにアップデートしたところ、Witchの設定画面の「Enable Witch」チェックボックスが、再起動するたびに自動的にオフになってしまう現象に気がつきました。
今回はこの問題を解決する方法を説明します。
目次
Enable Witchの設定を維持する
macOS CatalinaでWitchを使用する際に発生する問題は公式も把握しており、サポートドキュメントが公開されています。
これによると以下のような方法を実行すると良いようです。ターミナルを開いてどちらかのコマンドを入力します。
Witchが現在のユーザーに対してインストールされている場合:
sudo xattr -d -r com.apple.quarantine ~/Library/PreferencePanes/Witch.prefPane/
Witchが全てのユーザーに対してインストールされている場合:
sudo xattr -d -r com.apple.quarantine /Library/PreferencePanes/Witch.prefPane/
Witchのインストール方法によってWitch.prefPaneのインストール先が異なるため、それに合わせてコマンドを実行するという意味です。
実行後「Enable Witch」にチェックを入れて再起動し、チェックが維持される事を確認します。
まとめ
手元の環境ではなぜか1台のMacのみ「Enable Witch」が維持されない状況になっていたのですが、コマンド実行後正常に戻りました。同様の現象で困っている方は試してみてはいかがでしょうか。