無駄を削除した軽量版のWindows 11 ISOファイルを作成する方法

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Tiny11

MicrosoftはWindows 11にさまざまな機能を追加していますが、それら機能の全てがユーザーに望まれているわけではありません。

無駄を削除した軽量版のWindows 11を使いたい場合、オープンソースツール「tiny11builder」を使えば、既存のWindows 11から無駄なコンポーネントを削除することができます。

作者のNTDEV氏は、Windows 11やWindows 10を軽量化した「tiny11」や「tiny10」の作者で、tiny11builderを使用すれば、tiny11のように無駄を削除したISOファイルを自分で作成することができます。Windows 11のバージョンやエディション、言語は問いません。

スクリプトによって以下のアプリが削除されます。

  • Clipchamp
  • News
  • Weather
  • Xbox (although Xbox Identity provider is still here, so it should be possible to be reinstalled with no issues)
  • GetHelp
  • GetStarted
  • Office Hub
  • Solitaire
  • PeopleApp
  • PowerAutomate
  • ToDo
  • Alarms
  • Mail and Calendar
  • Feedback Hub
  • Maps
  • Sound Recorder
  • Your Phone
  • Media Player
  • QuickAssist
  • Internet Explorer
  • Tablet PC Math
  • Edge
  • OneDrive

以下使用方法を説明します。

目次

Windows 11 ISOファイルを準備

tiny11builderを使用するには、まずMicrosoft公式のWindows 11 ISOファイルを準備します。Windows 11のISOファイルは公式サイトからダウンロードできます。

S 20240426 133723

▲下の方にスクロールして「ダウンロード」ボタンを押した後、言語(日本語など)を選択するとダウンロードリンクが表示されます。ISOファイル(Win11_23H2_Japanese_x64v2.isoなど)のダウンロードが完了したら、ファイルを右クリックして「マウント」を選択します。ドライブレターを覚えておきます。

ドライブレターはD、E、F…など環境によって異なります

tiny11builderで軽量版Windows 11を作成

次にtiny11builderをダウンロードします。

S 20240426 134129

▲「Code」をクリックし「Download ZIP」を選択します。ダウンロードしたZIPファイルを展開しておきます。

後は、中に含まれているスクリプトを実行すればいいだけですが、Windowsのデフォルト設定では、PowerShellスクリプトは実行できません。設定を変更していない場合、管理者権限
でPowerShellを開き、以下を実行します。

Set-ExecutionPolicy unrestricted

これでPowerShellスクリプトが実行できるようになります。

S 20240426 134545

▲エクスプローラーでtiny11maker.ps1を選択し、右クリックで「PowerShellで実行」を選びます。

S 20240426 134958

▲最初にドライブレター(D、E、H…)を入力し、次にエディションを選択します(Homeなら1、Proなら3など)。しばらく待つと、スクリプトと同じ場所にtiny11.isoが作成されます。

後はこのtiny11.isoファイルを使ってインストールしていきます。

まとめ

tiny11builderを使用すれば、軽量版のWindows 11のISOファイルを作成することができます。tiny11builderの既知の不具合や、注意点は公式サイトで確認可能です。

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