IEEE Spectrumは7月31日(現地時間)、独自の指標によって決定した人気プログラミング言語のランキング「The 2018 Top Programming Languages」を発表しました。
上記画像からも確認できるように、2018年版ランキングの1位は2017年にひき続きPythonに、2位は昨年の4位から上昇したC++言語に、3位は一つ順位を落としたC言語になっています。
IEEE SpectrumはPythonが人気を集めている事に関して二つの理由を挙げています。一つは最近のマイクロコントローラーの性能向上によって従来はコンパイル言語が使用されることが多かった組み込み分野でもPythonが使われているようになっていることで、もう一つはRの人気の低下からも推測できる、統計やデータ処理、機械学習などの分野で、Pythonが支持されているということです。
そのほかGoogleのGo言語の順位は9位で変わらず、ScalaはJavaの減少に反比例するように12位まで順位を上げています。日本生まれのプログラミング言語Rubyの順位は昨年の12位から13位へと一つ順位を落としています。
IEEE Spectrumのランキングは、GoogleやGitHub、Stack Overflow、Reddit、Hacker Newsなど9の情報源から取得した11の指標を重み付けして算出するものです。サイト上では重み付けをカスタマイズしたり過去のデータと比較したりといった、インタラクティブな操作が可能となっています。
プログラミング言語のランキングに興味のある方は参照してみてはいかがでしょうか。