iFixitが話題の「Mac mini Late 2014」を分解し、公式の製品紹介ページなどは不明だった、各部の詳細が明らかになっています(iFixit)。
Mac mini Late 2014では、今までのMac miniの魅力の一つでもあった「ユーザーによる自力アップグレードが不可能になっている」というもっぱらの噂でした。今回iFixitが実際にMac mini Late 2014のローエンドモデルを分解したことで、どのような変更が加えられているのかようやく判明したことになります。
以下気になるポイントをピックアップしてみました。
裏蓋の改変
まず底面カバー(蓋部分)に指を入れるくぼみがなくなっています。蓋を取り外すためにFixitではプラスチック製のツールを使って分解しています。
RAMハンダ付け
RAMはやはりロジックボードにハンダ付けされているようです(赤い四角部分)。ユーザーの自力アップグレードは不可能な模様。
ストレージの交換もめんどくさそう
ストレージにアクセスするために、ロジックボードを完全に抜き取る必要があるようです。HDDトレイの上に PCIe SSDを使用するためのマウントポイントがあると書かれているのが気になります。
まとめ
分解容易性は6/10とそこまで悪くないのですが、2012年モデルは8/10だったのでやはり自力分解する難易度は上がっているといえます。たとえ分解してもRAMは変更不可能な上、ストレージを交換するのも大変そうなので(保証も切れるし)、Mac mini Late 2014を購入する場合あらかじめCTOで満足できるスペックにカスタマイズする必要があるかもしれません。