おなじみiFixitが、発売されたばかりの「Chromecast 2015」と「Chromecast Audio」の分解レポートを公開しています(Engadget)。
35ドルと安価なため、壊れたとしても修理して使うということは考えにくいデバイスですが、分解の結果、いくつかの興味深い事実が発見されています。
目次
ペーストが大量
1つ目は、放熱をスムーズに行うためのサーマルペーストが大量に投入されているという事実です。ヒートシンクと基盤の間や、EMIシールドの内部に、多量のペーストが存在していることが判明しました。先代のChromecastは連続使用でかなり高温になることが知られていますので、その対策のためかもしれません。
HDMIケーブルが頑丈
2つめはHDMIケーブルがかなり頑丈で(頑丈なゴム素材で覆われていて、大量のハンダでコネクタに接続されている)、かつ内部的に取り外し可能な構造になっているという点です。テレビのHDMIコネクタにぶら下げて使うことになるため、HDMIケーブルが破損する可能性を考え、このような頑丈な構造となっているのでしょうか。
ちなみにChromecast 2015とChrome Audioは外見もそうですが、内部的にもかなり似通った構造であることが明らかとなっています。