あらゆるデバイスを華麗に分解することで知られるiFixitが、発売されたばかりの「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」の分解レポートを早速公開しています。
「iPhone 6」よりも、光学的手ぶれ補正機構、大容量バッテリー、RAM容量など、いろいろ見どころのある「iPhone 6 Plus」の方がおもしろいかもしれません。
バッテリー
iPhone 6 Plusのバッテリーは2,915mAhとリーク情報通りの大容量で、iPhone 5sの1570mAの2倍近くあることが確認されました。iPhone 6は1810 mAhなのでその差は歴然としています。
光学手ブレ補正
光学手ブレ補正は、レンズが電磁コイルによって位置を微調整し手ブレを吸収。ジャイロスコープとM8モーションコプロセッサから読み取られた値をもとにレンズを移動することでブレを補正しているようです。iPhone 6には当然この部品は搭載されていません。
RAM容量
最後まで議論されたPlusのRAM容量は、Apple A8 APL1011 SoC + Elpida 1 GB LPDDR3 RAM (EDF8164A3PM-GD-F)が搭載されていることが確認され、1GB RAMが確定しています。
まとめ
意外なことに、Repairability(修理しやすさ)が7/10と、iPhone 5sよりも高くなっています。画面が簡単に修理できるように設計段階から考えられているのかもしれません。iPhoneの内部構造に興味がある方は確認してみてください。