Apple製品の分解でおなじみの修理業者iFixitが、今度はMicrosoftの一体型PC「Surface Studio」の分解にチャレンジしました。Apple製品の場合と同様、美しい真つきの詳細な分解レポートを公開しています(The Verge、Ars Technica)。
Surface Studioは、28インチ4500 x 3000ピクセルのタッチ&ペン対応型ディスプレイを採用したデバイスで、本体は筐体の土台部分に格納されています。
内部に含まれているパーツはおおむねスペックシートから予想できるもので、驚くべき点は少ないようですが、一つの注目点として28インチディスプレイの背後に隠されていた、ARMチップの存在があげられています。このARM Cortex-M7プロセッサはディスプレイの省電力を制御するために使われている模様です。
またもう一つの注目点として、ハイブリッドドライブを構成しているSSDやHDDが交換可能であることもとりあげられています。土台部分は簡単にオープン可能で、標準のSATA 2.5インチハードディスクとM.2 SSDが使用されている模様です。
修理しやすさは5/10となっていて、ストレージの交換のしやすさや、部品の交換のしやすさが評価されています。