世界的な人気を誇るスマートフォン「iPhone」には、さまざまな趣向を凝らしたユニークなケースが多数存在しています。
本日紹介する「InkCase i7 Plus」もそのようなケースの一つ。背面にE Inkディスプレイを搭載し、写真や時計などのウィジェットを表示したり、電子書籍を閲覧したりといったことが、iPhone本体を使わずともできる面白いケースです。
InkCase i7 Plusは、この分野で有名なOaxisによって開発中のiPhone 7 Plus用のケースで、KickStarterで資金調達中のプロジェクト。The Vergeがいち早く使い勝手をレポートしています。
レビューによると、E Inkの表示品質は素晴らしく、背面全体をカスタマイズ可能な表示面として利用できる反面、ケースはかさばって持ちづらく、背面パネルのシャープなエッジも安っぽく見えるとのこと。電源ボタンなども押しづらくなってしまうようです。
また読書端末として利用する場合も、データ転送用の独自のiOSアプリの使いづらさや、片手操作、スクロールのしづらさが指摘されています。
理論上は読書専用のKindle端末を持ち歩かなくてもよくなる画期的なケースですが、実際はそこまで使い勝手がよくないのかもしれません。
InkCase i7 PlusのKickStarterの早期購入者向けの価格は99ドル、通常価格は159ドルとなっています。