Intelは先日、Windows 10向けのグラフィックドライバの最新版「25.20.100.6326」をリリースしました。最新版はFIFA19など、DirectX 11を使用するゲームに関係した描画の不具合などを修正するものとなっていますが、そのなかに含まれるIntel Display Audio Driverのバージョンが古いものに戻っており、Windows 10 Version 1809と互換性の問題が発生する可能性があるとの指摘されています(Neowin)。
もともとIntel Display Audio Driverのバージョン10.25.0.3から10.25.0.8には、Windows 10 Version 1809をインストールできないという不具合が報告されていました。Intelはその問題を解決した解決した10.25.00.10を8月の末に公開していましたが、今回公開されたドライバには10.25.00.9という古いバージョンのものが含まれているとのことです。
このため最新のIntelグラフィックドライバをインストールしたPCでは、Windows 10 Version 1809との互換性の問題が再発する可能性があるとも考えられますが、現在Windows 10 Version 1809は再公開を段階的に開始している状態で、一般公開前に問題が修正される可能性もありそうです。