Appleが先日発売した「MacBook Pro 2018」の15インチ版には、これまでになく高速な最大6コアの第8世代Core i9プロセッサが搭載可能ですが、CPUに高負荷がかかる処理では熱処理がおいつかず、サーマルスロットリングによってCPUの周波数が低下するのではないかと話題になっています。
一部ユーザーは#ThrottleGateとして、Appleに対する批判の声をあげているなか、CPUの周波数や電力をリアルタイムで表示できる「Intel Power Gadget」のMac版が一時ダウンロードできない状態になっていた事がわかりました。
9to5Macの情報によると、Mac版のIntel Power Gadget 3.5.2だけがダウンロードできない状態になり、Redditにはミラーサイトのリンクが多数投稿される事態に発展していたそうですが、記事執筆時Intel Power Gadget 3.5.3が公開されダウンロード可能な状態になっています。
Appleは以前MBPのバッテリー残量の予測時間表示を「一貫性がないから」という理由で削除した実績があることから、今回Intel Power Gadgetが削除された原因も、Appleの要望があったからではないかとみる意見もあったようですが、今回はそうではなかった模様です。
▲なお実際に使用する場合、アプリをインストールした後再起動し、システム環境設定のセキュリティ設定で「Intel Power Gadget」を許可する必要があります。