Appleは本日、iOSの最新版「iOS 11.1」の正式版をリリースしました(MacRumors)。
Mac/WindowsのiTunes経由、またはiOSデバイスのソフトウェアアップデート機能を使って最新版に更新することができます(設定 > 一般 > ソフトウェアアップデートより)。
iOS 11.1では、Unicode 10に対応した70時を超える新しい絵文字が追加されたほか、バグの修正および改善が行われています。
リリースノートは以下の通りです。
絵文字
- 食べ物、動物、伝説上の生き物、衣服関連品lo World、より表現豊かなスマイリーフェイス、性別による区別のないキャラクターなど、70字を超える新しい絵文字が追加
写真- 一部の写真がぼやけて見える問題を修正
- Live Photosエフェクトの再生が遅くなる問題に対応
- iCloudバックアップから復元したときに、一部の写真が“ピープル”アルバムに表示されない問題を修正
- スクリーンショット間をスワイプするときのパフォーマンスの問題を修正
アクセシビリティ
- 英語点字のグレード2の入力の対応を改善
- 複数ページのPDFへのVoiceOverのアクセスを改善
- 受信した通知を知らせるときのVoiceOverのローターのアクションを改善
- AppスイッチャーからAppを削除するときのVoiceOverのローターのアクションのメニューを改善
- タッチ入力モードでVoiceOverを使用しているとき、代替キーが表示されない問題を修正
- “メール”でVoiceOverのローターが常にデフォルトのアクションに戻ってしまう問題を修正
- VoiceOverのローターがメッセージを削除しない問題を修正
その他の改善および修正
- 3D Touch対応のディスプレイで、画面の端を押してAppスイッチャーにアクセスする機能を回復
- 消去したメールの通知がロック画面に再表示される問題を修正
- エンタープライズ環境で、データが管理対象Appの間で移動できない問題を修正
- 一部の他社製GPSアクセサリで位置情報が不正確になる問題を修正
- 心拍数の通知の設定がApple Watch Appに表示される問題を修正(第1世代)
- Apple WatchでAppのアイコンが表示されない問題を修正
またアップデートのセキュリティコンテンツについては、次のWebサイトに掲載されます。
macOS High Sierra同様にiOS 11.1でもWi-FiのWPA2の「KRACK」脆弱性に関する修正が含まれています。
同時にwatchOS 4.1とtvOS 11.1の正式版も公開されています。