Appleは本日、iOS 11.3、tvOS 11.3、macOS 10.13.4の各beta 3を開発者に対してリリースしました。同時にXcodeの最新版Xcode 9.3 beta 3も公開されています。
Apple Developer Programに加入している開発者は、Apple Developer Centerからファイルをダウンロードして最新ベータをインストールすることができます。
今回リリースされたソフトウェアのビルド番号は以下の通りです:
名前 | ビルド番号 | リリース日 |
---|---|---|
Xcode 9.3 beta 3 | 9Q117m | 2018/02/20(米国時間) |
macOS High Sierra 10.13.4 beta 3 | 17E160e | 2018/02/20(米国時間) |
iOS 11.3 beta 3 | 15E5189f | 2018/02/20(米国時間) |
tvOS 11.3 beta 3 | 15L5186e | 2018/02/20(米国時間) |
iOS 11.3はiOSのメジャーアップデート版として、多数の新機能が導入される予定です。iPhone X用の新しいアニ文字の追加や、ビジネスチャットの追加、ARKit 1.5の導入など、多数の新機能が公式ページで紹介されています。またバッテリーが劣化したiPhoneで処理速度が遅くなる問題に対し、この原因となる電源管理機能をオフにできる機能が追加されます。
今回のiOS 11.3 beta 3ではiPod touchのサポートが追加されたほか、以前のベータ版にあったAirPlay 2の機能が削除されています。「設定」の中に「プライバシー > アナリティクス」という新しいオプション追加されています。
一方macOS High Sierraでは、メッセージアプリのiCloudの統合や、ビジネスチャットのサポートなど、iOS 11.3に対応した機能が導入される他は、パフォーマンスや不具合が修正のアップデートになると見られています。