iOS 11のプロトタイプの機能を確認できる2つの動画を、開発者Guilherme Rambo氏が発見したことが分かりました(MacRumors)。
同氏は最近HomePodのファームウェアの解析等で活躍していて、今回の動画は「iOS 11 betaイメージの奥深く」から発掘したものとされています。
動画は5月に作成されたもので、まだ実装されていない機能ではなく、採用が見送られた機能を説明しているものと見込まれています。
最初の動画は13秒の長さで、ロック画面の動作をデモンストレーションするものです。
This is interesting pic.twitter.com/X4GLiMy1c5
— Guilherme Rambo (@_inside) 2017年8月21日
動画では下スワイプによってロック画面が、左スワイプによってウィジェットビューが、右スワイプによってコントロールセンターが表示されていますが、現在公開されているiOS 11では右スワイプによってコントロールセンターではなくカメラが起動します。
2番目の動画はAppスイッチャーを説明するものです。
This is also interesting pic.twitter.com/JdYDhZDkev
— Guilherme Rambo (@_inside) 2017年8月21日
ホームボタンのダブルタップではなく、上スワイプによってAppスイッチャーが表示され、コントロールセンターの機能は画面右側からアクセス可能となっています。この機能はiPhone用のiOS 11ではコントロールセンターを表示するジェスチャーとなっているものです。
この動作はiPadのAppスイッチャーを表示する動作ジェスチャーと似ていて、Appleが当初はiPhoneでも同様のジェスチャーの採用を考えていた証拠といえるかもしれません。